日本郵便は2017年8月31日、2018年用年賀はがきなどの当初発行分に関する内容を発表した。
2018年の年賀はがきは、お年玉付き年賀はがきが25億2260万8000枚、寄付金付きお年玉付き年賀はがきが6340万枚、計25億8600万8000枚だ。
過去の日本の郵便行政における年賀はがきの発行は、第二次世界大戦後お年玉年賀はがきが出来た年の1949年発行・1950年ものが発行部数は1億8000万枚です。以後日本の経済復興、人口の増加に伴って枚数が急増させながら、1964年には10億枚、1973年には20億枚を超えました。
しかし、2003年の44億5936万枚のピーク以降、インターネットの普及にともない年賀状の枚数はどんどん減少していき2017年には28億5329万6000枚まで下がりました。
これはもう年賀状はもういらないんじゃないかと思われますが、年賀状をもらって迷惑なのかと聞かれるとそうではないのです。
年賀状を作るのは面倒だけど年賀状はほしいという人もたくさんいます。まだまだ、年賀状を必要としている人がいます。
年賀状を出すことはマイナスばかりなのかと思いますが年賀状を出してプラスになった人もいます。
そこで年賀はがきを出す人と出さない人での差について年賀状で年収が変わってくるという面白い調査を見てみましょう
20代から50代の男女会社員を対象に調査が行われた。
社内で年賀状を送っている人と送っていない人に分けた時におくっている人の平均年収は535万円、対する送っていない人の平均年収は395万円と140万円もの差があった。
年賀状を送っている人の65%は「自分は昇進・昇格のスピードが早いと思う」と答え、役職に就いている人の割合は年賀状を送っている人で40%、送っていない人では13%と3倍違う。部下や後輩に年賀状を受け取った際に「ポジティブな印象を受ける」と答えている人が69%に上っている。これはまだ、年賀状がいい印象を与える手段として有用である事を示しています。
もうそろそろ、出世してもいいんじゃないかと思っている方、上司から自分を覚えてもらえるために年賀状でアピールしてみてはいかがでしょうか?
年賀はがきに一言添えるだけで出世のチャンスが巡ってくるかもしれません。
参考記事:年賀葉書の発行枚数などをさぐる