今年もチャリティー年賀状・学生デザインコンテスト2018(主催:株式会社 博報堂アイ・スタジオ)が始まりました。
応募対象は全国の学校あるいは学生(中学校、高校、専門学校、大学)で来年の年賀はがきのテンプレートデザインを募集しています。
応募期間は2017年9月4日~10月31日、東北の未来につなげる年賀状を題材にした作品を募集している。
チャリティー年賀状とは?
このコンテストは東北の未来につなげる年賀状をテーマに、東日本大震災で震災した岩手・宮城・福島の小中学校の復興支援を目的に行われたもので今回で7回目を迎えます。
過去の活動では応募校数は延べ162校、応募作品は延べ2149点で、集まった支援金総額は5,593,140円となります。
今回は学生個人でも応募できるようになっており、東日本大震災の復興支援に参加できる機会を増やしていってるそうです。
今までは学校、学部及びゼミに所属している生徒・学生からの応募だったが学生個人で気軽に応募することができますね。
「ネットで年賀状」「スマホで年賀状」で利用すると1枚につき10円、一般社団法人ウェブベルマーク協会へ寄付されます。
そのお金で学校の備品、設備、教材の購入に充てられます。
コンテストに入賞すると?
応募期間が終ったら11月21日から2018年1月上旬までの間、全国から募集した学生デザインコンテストの入選作品と、被災地の学生が参加するデザイン教室の作品を商品化して販売します。
そして、2018年2月以降に受賞作品が発表されます。
賞は大賞、準大賞、クリエイティブ賞、各後援会社・後援団体による賞・入選とあり、受賞者には宮城県栗駒山産の杉を使用したトロフィーが授与されます。
昨年はどんな作品が受賞したの?
昨年のチャリティー年賀状・学生デザインコンテストはどんな作品が受賞したのかを調べてみました。
酉年なので鶏の作品が多いですがただ鶏を描かれているわけではんくいろいろな工夫をされている鶏です。
大賞「たっぷりの富と幸せを!」
作者のコメント
今年は作物が豊作であるように、みんなが幸せな1年を過ごせるようにという思いをこめてデザインしました。
準大賞「世界のお正月」
作者のコメント
世界中の「あけましておめでとう」などの新年の挨拶を来年の干支である酉の中に配置しました。字体も明るく陽気なものにすることで、世界中の元気な元旦を表現しました。色は赤と白にすることで、日本らしさも出るように工夫しました。
日本郵便賞「殻でつなぐ年賀状」
作者のコメント
卵のからを瓦礫に見立てて、元の形には戻らないかもしれないけど、頑張ればそれ以上のものになるという思いを込めて制作しました。
CG-ARTS賞
作者のコメント
酉年なのでにわとりをデフォルメして正月にちなんだコスプレをしてもらいました。
クリエイティブ賞「東北からの年始」
作者のコメント
震災から6年目を迎える、2017年の東北は今年も復興に向けて元気に躍動します。日の丸、鶏、東北を組み合わせてデザインしました。
まとめ
酉年のチャリティー年賀状・学生コンテスト受賞作品はどれも未来を明るくしてくれそうな作品だと思います。その中で私が選ぶとしたらクリエイティブ賞の作品がいいと思いました。
ボランティア活動にはなかなか参加できないけど、絵が描くのが好きで年賀状のデザインをやってみてもいいかなと思っている方やってみてはいかがでしょうか?あなたの1枚が元気にします。
参考記事→チャリティー年賀状
「チャリティー年賀状 学生デザインコンテスト 2017《学生限定》」