最近の若い方たちは年賀状を書く習慣があまりない、という話もチラホラ耳にします。
私はどっぷり昭和人間なので(?)子供の頃から年賀状を書き続けてる一人です。
子供の頃は手書きで干支のイラストを描いたり、色塗ったり、プリントゴッコを使ったり、芋版作ったり。
今ではなかなか見ない光景ですが、仕上がった年賀状を乾かすために、両親兄弟でワイワイと新聞紙の上にズラ~っとよく並べたものです。
宛名ももちろん全部手書きの時代。
パソコン等の普及で手書き派は急激に減り、時代と共に手法は変わってきましたね。
自分も含めすっかりパソコンやプリンター等機械に頼るようになりました。
そんなハード面だけでなく、子供から大人になるにつれ、自分の生活環境が変わると共に年賀状の持つ意味や気持ちの込め方等、ソフト面も変わってきたような気がします。
小学校の時は、お友達中心に、
「ことしもなかよくしようね!」
や遠くに暮らす祖母に、
「おばあちゃん長生きしてね!」
など、可愛らしい気兼ねのないやりとり。
そう言えば、「おもちの食べすぎに注意!!」て一言コメント、とりあえず書いてたような記憶(笑)
大人になったらすっかり書かなくなりましたね(笑)
中学校に上がると、部活の先輩や後輩、顧問の先生などに対し、使い慣れない敬語も覚えて使い出し、年賀状のコメントも少し考えながら書いてました。
中学生になった娘もまさに今、敬語の使い方に苦戦してます^^
高校大学に上がると、バイト先の先輩、店長、大学の先生、大学関係者、OBの方等、
社会人になると、同僚に加え、上司やお客様、取引先の方々等、大人の方とのお付き合いも始まり(もうすっかり自分も大人になってますが^^)、さらに交友関係が広まり、年賀状を出す意味も変わってきますね。
単に仲良しの友達に「今年もよろしくね~」と出すだけでなく、目上の人たちには、日頃お世話になってる感謝の気持ちや、敬意を表す気持ちも含めて書いていました。
昔は今に比べ、年賀状を書く時期に気軽に電話番号、住所教えて~と言えていたような気がします。
今はメールアドレスやLINEは聞けても、なかなか住所までは聞きにくいですね。。
少し脱線しましたが・・・
あと子供の時と大きく変わったのは、年賀状を出す人数。
私の中では、
結婚したことによって、一気に増えました。
当たり前ですが、今までは自分の交友関係のみのお付き合い。
結婚すると相手の交友関係も少なからず自分と関わるようになってきます。
特に私の親も旦那の親も兄弟が多く、親戚関係の人数がすごいことに。。
結婚式の招待状準備に始まり、その後の旦那の実家とのお付き合いの中で、新婚の時は覚えるのが大変でした。
今も覚えきれてないですが^^
義理家族義実家で集まった時は話題に付いていくのも大変。
誰の何の話なのか、まず登場人物が混乱^^
年賀状準備に関して、夫婦によっては別々の管理や旦那が管理、というパターンもあるかと思いますが、筆まめでない旦那と筆まめな私…。
年賀状準備は どっちがする等話し合うこともなく、自然に私の役割となり15年経ちました。
結婚して初めての年賀状。
結婚前に1年半実家に戻っていたので、実家に転送された年賀状を取りに帰り読み返し、実家の住所で旧姓で届くのも今年が最後か~としみじみ思った記憶があります。
(旧姓:○○)って書くのも少し恥ずかしい気持ち。(あ~懐かしい。若かった^^)
そして結婚すると、今ではすっかり当たり前ですが、年賀状を実家に出すようになります。
まだ見慣れない自分の新しい名字、ずっと彼氏だった旦那と連名で実家に送る年賀状。
なんとも不思議な気持ちでした^^
もちろん義父母にも嫁として出すようになります。
最初はなんて書いていいのか悩み、ネットで例文を探したりもしました^^
そして結婚前は全く交流のなかった親同士も子供が生まれるといろんな行事で会う機会も増え、年賀状のやりとりも始まりました。
子供の成長と共にママ友や近所付き合いも増え、忙しい日々を送るようになり、色々な方との出会いがあり、家族や周りの人のおかげで子供も成長してきていると感じる日々です。
今ではそんな気持ちを込め、一人一人ひとこと添えて、年賀状を送り続けています。
私もいつかまだ見ぬ義息子、娘婿の親御さんに年賀状を書く日が来るのかな^^
その日を楽しみに、そして、その後のまた新たな出会いにワクワクしながら今年の年賀状も考えようと思います♫