皆さんは毎年送られてくる年賀状や暑中見舞い、喪中はがきをどのように整理、収納していますか?
私は毎年、輪ゴムでまとめた年賀状が、ただ積みあがっていくのを整理したいと思いながら面倒なので、そっと目をそらせていました。
しかし、引越しをきっかけに思い切って整理してみました!
順序とコツさえつかめば整理がどんどん進み、なんだか楽しくなってきて同じ方法で身の回りの物も次々に整理、収納することができました。
難しいことはありません、コツをつかんで楽しく整理してゆきましょう。
なぜ年賀状やはがきを保管するのか
まず、自分はなぜ年賀状やはがきを保管しておくのか。または、保管しておいて役立った事を考えましょう。
前の年の年賀状を見て住所や内容を確認しながら書いた。
とてもお世話になった方からの年賀状だから大切に持っておきたい。
など、それぞれの理由があると思います。
極端な話になりますが「今まで特に活用していない」というのであれば全部、捨ててしまっても何も不都合は無いということです。
残した年賀状やはがきを、どう活用しているのかがわかると、どのように整理、収納すれば良いのか自分にぴったりな方法が見つかります。
自分の活用方法がわかったら、年賀状やはがきを整理してゆきましょう。
年賀状やはがきの選別をする
自分の年賀状やはがきの活用方法が分かったら、次はいよいよ整理をしてゆきます。
ここでは最も重要な選別するという作業を行います。
(1)集める
引き出しや棚、はがきケースやファイルなど家中にある年賀状やはがきを、1カ所に集めましょう。
(2)分ける
まずは大まかに分けてみます。(年賀、暑中など種類ごと、年代、送り主など)
先ほど、自分の活用法が分かった方は、それに適した方法で分けてみましょう。
例えば…
「お世話になった方のはがきを大切に持っておきたい」であれば、ここで送り主別に分ければ次に行う選別が楽になります。
(3)選別する
大まかに分けた年賀状やはがきを、自分の活用方法に合わせて「必要」「不要」「迷っている」の3つに選別してゆきます。
実は片付けの中でこの選別が最も重要な部分で、私もぶつかった壁なのでしっかり説明してゆきます。
必要、不要の選別をする際、昔大切にしていたから、将来何かに役立つかも、ほとんど新品だし…そんな理由で、なかなか物が減りません。
そこで、選別の標準を「今」に合わせて今、自分に「本当に必要なものだけ」を選んでください。ここは、自分としっかり向き合って選別してゆきます。
どうしても判断がつかない場合は、ひとまず「迷っている」に分類して後でじっくり考えて悩み過ぎないようにしましょう。
今の自分に必要なものの見極めさえクリアできれば、後はそれほど難しくはありません。
それでも…どうしても捨てられない方へ
私も何でも残しておきたいタイプなのでよくわかりますが、形を変えて保管することで思い切って捨てることができるようになりました。
ちなみに、古くなったお気に入りの服や靴なども写真を撮ってから捨てています。
- スキャナーやアプリを使って電子データにする
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- ScanSnap(ドキュメントスキャナー)
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ボタン一つでどんどん電子データ化してくれます。
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- 年賀はがきスキャンサービス
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お店に頼んでしまえば楽ですね。
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年賀状やはがきの処分方法
選別して不要な年賀状やはがきは処分しましょう。
ただ、住所が記載されている年賀状やはがきは個人情報なので捨てる場合は注意が必要です。
処分をする量によって処分方法を選ぶと良いでしょう。
シュレッダー
比較的量の多い場合に便利です。
- 電動シュレッダー
30枚を超えるなら電動が楽ですが家庭用で1万円前後します。 - 手動シュレッダー
結構回さないとダメなので1度に15枚程度なら手動でも良いでしょう。 - 電動シュレッダーレンタル
量は多いけれど今後あまり使用する予定が無い場合はレンタルという手もあります。 - シュレッダーはさみ
数枚であればこれでも十分です。
保護スタンプ
数枚の処分に便利です。
色々なタイプがありますが、個人的にはローラータイプが楽でおすすめです。
業者に依頼
年賀状やはがきを処分するついでに、個人情報が記載された書類も一緒に全部処分してしまおうとお考えの、量が多い方におすすめです。
年賀状やはがきを何で保管するか
先ほど選別し、選り分けたはがきの枚数や用途を考えて何で保管するか決める。
- ファイル
- ケース
- レタースタンド
- 製本
- アプリ
- ソフト
- スキャン
スキャンについては下記項目で説明しましたので、そちらをご確認ください。
→それでも…どうしても捨てられない方へ
年賀状やはがきの管理
ひとまず今までの年賀状やはがきを整理、収納して片づきましたが、今後も増えてゆくので、引き続き整理してゆかなければなりません。
そこで年賀状やはがきを選別する際に、また悩まないように活用法や今自分に必要なものを基準に管理ルールを決めておきます。
- はがきケースに入る分だけ残す
- 特定の人だけ残す
- 直近の2年分だけ残す
- 住所の変わった人だけ残す
など
活用法や今自分に必要なものは変化してゆくので、管理ルールも定期的に見直しましょう。
まとめ
年賀状やはがきは片づきましたでしょうか?
人から送られてきた年賀状やはがき、ましてや手書きならなおのこと捨てることに抵抗を感じる方もいるのではないでしょうか。
しかし、私は年賀状そのものを残すことが重要ではなく「気持ち」を受け取ることが大切だと考えます。
ですから年賀状を手にして相手の気遣いや気持ちを受け取った時点で年賀状は役目は果たしたものとして感謝を込めて処分しています。
はがきだけでなく他の物も同様に整理してゆくと身の回りが、いま本当に必要なもの、大切なものだけに囲まれて部屋がとても居心地の良い空間になります。
驚くほど気持ちの落ち着く場所になるので、是非みなさまにも試していただきたいと思います。