年賀状の書き方を「年賀状を書く際に気を付ける10のポイント」として紹介します。
年賀状.comでは、友人・知人、目上の方、ビジネス関係者など様々な相手を想定した年賀状の書き方を推奨しております。言い換えれば、相手を気にせず誰に送っても恥ずかしく無い年賀状の書き方を、まとめておりますので、参考にして頂ければと思います。
其の一 年賀状は縦書きがベスト!
最近はここまで言われる事は無いかとは思いますが、あくまでも正式な年賀状は縦書き!
はがきを横に使ったデザインも良く見ますが、その場合でも宛名面は縦書きで書きましょう。
縦書きで宛名を書いていると、どんどん斜めになってしまう方へ、こんなものを見つけました。
鉛筆などで下書きなどしてもいいのですが、跡が残ってしまうと台無しですので、このスケールはおススメです。
スットカケール
http://www.han-roku.co.jp/net-service/products/st.html
其の二 住所は都道府県から!
郵便番号7桁正しく書けば、郵便局が言う通り(以下公式ページ)、市区町村までは省略しても年賀状自体は届きますが 年賀状のマナーとして都道府県から丁寧に書きましょう。
日本郵便サイト 住所の記載省略は、どのようにすればよいのですか?
http://www.post.japanpost.jp/question/35.html
其の三 数字は縦書きの場合は漢数字で!
縦書きの場合、必ず数字は漢数字(一、二、三)で書きましょう。
※横書きの場合は算用数字(1、2、3)で書きます。
住所を書く上で漢数字の書き方を以下に掲載しています。例外として2ケタの数字などは
配達員が見やすいように、「十」を記載する方が多くなっているようです。マンション名など
3ケタ以上の数字の場合がよくありますが、この場合は、桁数を入れると逆に見づらくなって
しまいますので、以下例のように記載することが多いです。
住所の「|」は筆で書くと、太さを変えられるので、書き易いのですがボールペンだと書き辛いので 片仮名の「の」のように書くとボールペンでも良い感じに見えます。
其の四 宛名は、はがきの中心に書く!
宛先の郵便番号の左から1つ目と2つ目の枠の間がちょうどはがきの中心になりますので
そこを目安にして宛名を書きましょう。宛名がはがき中心に書かれていると、全体的に
バランス良く見えます。
※連名になる場合は、郵便番号の2つ目と3つ目の枠の間を目安に書き始めると綺麗です。
其の五 文字の大きさに気を付ける!
以下の順番で、文字の大きさに気を付けながら書くと、全体的にバランス良く見えます。
宛名>住所・会社名・役職名・差出人名>差出人住所
宛名・住所の文字数などによって大きさ自体は変わってきますが
宛名を一番大きく書く事を守って、後は上記順番にバランスを見ていけばOKです。
其の六 敬称と肩書きは適切に!
敬称・肩書きは必ず記載しましょう。
特に肩書きは、現在の肩書きに変更がないかどうか調べた上で記載しましょう。
会社名を記載する際に(株)、(有)など略称を使わないこと。
敬称・肩書き一覧
其の七 賀詞にもマナー有り!
賀詞は「お祝いを表す言葉」として主に年賀状の文頭で使われ「謹賀新年」「賀正」
「迎春」「寿」など様々な種類があります。
賀詞にもマナーが有り送る相手によっては失礼にあたることがあります。ここでは適切な賀詞の使い分けを紹介します。
■送る相手を選ばない、誰にでも使用できる
- 謹賀新年
- あけましておめでとうございます
■目上の人に送る
- 謹賀新年
- 謹んで新春のお慶びを申し上げます
■親しい人に送る
- あけましておめでとうございます
- Happy New Year
- 賀春
- 賀正
- 迎春
其の八 添書は使う文字と句読点に注意!
- 気を付ける点としては、添書には句読点は使用しないこと
- 不吉とされる文字を使うのはNG、「去年」とは書かず、「昨年」、「旧年」と書く
旧年中は格別のお引立てを賜り
厚く御礼申し上げます
本年もご愛顧の程お願い申し上げます
毎々格別のお引き立てに預かり
ありがたく厚く御礼申し上げます
本年もよろしくお願い申し上げます
昨年中は格別の御引立を賜りまして
心から御礼申し上げます
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
其の九 日付は重複表現にならないように!
「元旦」は「一月一日の朝」という意味ですので、「平成二十六年一月一日 元旦」という
書き方は、間違いになります。「平成二十六年 元旦」のように書きましょう。
其の十 一言メッセージは貰った人も嬉しい!
年賀状作成ソフトや、印刷会社などで、年賀状作成を行うとここまでは、定型的な年賀状に
なりがちかと思います。もちろん年賀状としては完成しているのですが、何か一言書き添えて
感謝の気持ちを伝えましょう。
一言が添えられている年賀状の方が貰った時嬉しいですよね!
この部分はあまり難しく考えず、自分の今の気持ちや、目標などを自分の言葉で書いてみましょう!
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